関節痛は膝や股関節などの脚だけではなく、手や指の関節痛で悩んでいる人もいらしゃいます。特に女性の患者が多い傾向にあるようです。

細かい作業の仕事を行っている事やホルモンバランスの乱れが原因と考えられています。

● 手の関節痛で多いのは手首の腱鞘炎
手に起こる関節痛といえば手首の腱鞘炎が一番多い例です。

腱鞘は骨格を繋いでいる腱の外側をぐるりと囲んでいる部分で、手首を頻繁に曲げ伸ばしして腱鞘が炎症を起こしたのが腱鞘炎です。

炎症には冷やすが鉄則で、湿布よりも氷で冷やすアイシングで炎症を鎮めます。

冷やした後はテーピングで固定し、サポーターで保護します。

● 指の関節痛で考えられる病気と治療法
指の関節痛には原因が複数あって、ビタミン不足や腱鞘炎、突き指のほかにリウマチなどの病気の場合があります。

腱鞘炎や突き指はまずアイシングして冷やします。

リウマチの治療は薬の投与が中心で今現在、国内で最も頻繁に使われているのはメトトレキサートという薬です。

考えられる病気には、ヘバーテン結節やブシャール結節、腱鞘炎がひどくなったものであるばね指があります。

ヘバーテン結節は第一関節、ブシャール結節は第2関節が痛み、両者とも指の形が変わるという病気です。

手の指も痛風になることがありますし、軟骨がすり減る変形関節症も起こり得ます。

関節痛は完全に治すのが難しく、治療はテーピングでの固定や痛みを抑える貼り薬や塗り薬とマッサージが中心になります。

症状が似ていて原因や病気の特定がしにくい病気で、悪化すると手術の必要もあります。